静かな自宅より、賑やかな喫茶店の方が集中できる5つの理由

賑やかな街中には数多くの喫茶店があります。喫茶店の客層は様々ですが、中には軽食を食べながら勉強をする学生さんや、コーヒーを飲みながらタブレットで作業をしているサラリーマンなど、集中している人をよく見かけますよね。営業の外回り等の移動中に喫茶店を見かけて、作業をするのにちょうど良かったから、というような理由で喫茶店で作業をするという事もあります。しかし、「自宅よりも集中できるから」という理由で、わざわざ喫茶店で作業をする、という人もいますよね。リラックスできる自宅や、静かな図書館での作業で集中できるのは理解できますが、何故賑やかな音に囲まれやすい喫茶店でも集中できるのでしょうか?それには、5つの理由があります。

まず、その「喫茶店での賑やかさ」が集中するのに適切な音量であるという理由です。身の周りで聞こえる音が大きすぎると、その音で気が散ってしまいますから、出来る限り静かな空間の方が、集中しやすいと思いますよね。しかし、実際はそうではありません。実は、全くの無音の空間だと、騒がしい空間と同様になかなか集中できません。なぜなら、無音の空間というのは本来自然にはありえない空間ですから、自分自身は無意識でも不快に感じてしまうからです。喫茶店によっては、心地よいBGMを流していますから、そのおかげで集中しやすい事もあります。

次に、「誰かに見られている」中で作業するからです。周りの人に見られている中で勉強や仕事をしていると、無意識に「人に見られているから、きちんと作業に取り組まなくちゃ!」と思い、集中して取り組めるようになります。自宅や会社でも、家族や同僚等に見られる事によってこの効果を得られる事がありますが、喫茶店の場合だと、周りの人は知らない人ばかりですから、「気を抜いている姿は、変に思われてしまうかも…」と、気を遣うので、適度な緊張感を保てるのです。

また、喫茶店で作業するには、制限時間があります。喫茶店は、普通のレストランに比べると、友人との談笑や、まったりと読書を楽しむ場としても利用できるので、比較的長めに滞在時間を確保できます。しかし、だからといって「何時間もいても構わない」という喫茶店は殆どありませんよね。適度に間隔を置いて追加注文をするという事なら兎も角、普通なら1時間程度、どんなに長くても、せいぜい2~3時間程度で会計を済ませる事が多いでしょう。ですから、意識して作業のスピードを上げようとするため、集中できるのです。

他にも、喫茶店という場所にあえて行く事によって、自分自身に対する誘惑が少なくなる、という利点があります。自宅は、自分自身の私物や雑誌、テレビ等、ついつい気が散ってしまいやすいものに気軽に触れられる環境です。勉強するのにオススメとされる図書館でも、読書好きの人なら、気になってしまうタイトルの本を見かけて、つい読み込んでしまった…という事はありますよね。対して、喫茶店であれば、当然ですが自分の持ってきたもの位しか自由に触れられる物がありませんから、強制的にそれに集中する、という事が出来るのですね。

最後に、喫茶店のある飲み物が関わっています。喫茶店と言えば?…そう、コーヒーですよね。集中して作業をしたい時にはコーヒーを飲む、という習慣の人も多いですよね。コーヒーには、カフェインが含まれており、眠気覚ましに有効という事が有名です。眠気覚まし以外にも、カフェインには脳を覚醒させて、疲労感を解消し、集中力を高める効果があります。ですから、喫茶店で集中して取り組みたい事がある時は、まずはコーヒーを1杯、注文してみると良いのではないでしょうか?