集中力に「性格」は関係ない!集中できる人とできない人の違い

「集中力が欲しいですか?」と人に聞かれたら、殆どの人は「欲しい!」と答えてくれると思います。何故なら、集中力があるのとないのでは、作業効率が格段に違うからです。勉強なら、試験で確実に良い点を取るためには、数学の公式や、歴史上の有名な人物名等を覚えなければなりませんが、集中して勉強した方が暗記できますし、制限時間内に原稿用紙1~2枚分程度の作文を書く、というような問題だって、すぐに集中する事ができれば、どのような文章にするか、効率的に組み立てて書き出せますから、迷いなくペンを走らせ続ける事ができるでしょう。

しかし、誰でも周りが見えなくなる程の集中力をすぐ発揮できる、という事はあまりありませんよね。それもそのはず、人間はロボットではありませんから、どんなに元気があっても、何か作業をすれば、だんだん疲労が溜まります。医学的な見方でも、人間の集中力はどんなに長くても40分程度しか持続しない、1時間持続する事はない…と考えられています。ですから、集中して同じ事に取り組み続ける、という事は不可能と言えるでしょう。

飽きっぽい性格の人だと、「俺ってあんまり集中できないタイプだからさ~、勉強も全然できないんだよね!勉強には向いてないや…」というように、最初から集中する事を諦めている場合がありますよね。…でも、本当に「飽きっぽい性格の人は頑張っても集中できないもの」なのでしょうか?

確かに、人間には得手不得手がありますし、ただでさえ長く持続する事ができない集中力についても、性格によって持続する時間に多少個人差が出てしまう事はあります。しかし、「集中力がない」と自称している人でも、好きな事なら、簡単に集中できている筈です。例えば、趣味でスポーツを楽しむ人だったなら、試合や練習に没頭していると、あっと言う間に、気がついたら1~2時間過ぎている、という事は珍しくないですよね。集中力は1時間持続する事はない、と医学的には考えられている訳ですから、1~2時間も同じ事に取り組み続けているのであれば、集中力がある人と、十分言えるのではないでしょうか。となると、飽きっぽい性格だからといって、集中力が全くない…という訳ではないように考えられますよね。

それでは、一般的に集中力があると言われる人と、集中力がないと言われる人の、決定的な違いとは何でしょうか。実は、「計画的に行動できるかどうか」が集中力に深く関わっています。例えば、試験前の勉強に、すぐ集中できる人は、「何を、どのように勉強するか?」という計画を、頭で先にイメージしているのです。これが、集中できない人の場合だと、曖昧に「試験勉強に集中するぞ」、としか考えていないので、ダラダラと集中できずに過ごしてしまうのです。

計画を立てる事は難しいように思えますが、集中できる計画のコツは、なんとたったの3つだけです。「具体的な目標」を決めて、「簡単な内容」を「短時間」で取り組めばいいのです。勉強なら、最低でも英語のテストで70点は超えたい、という目標点数と、教科書の出題範囲から重要な英文を15分間読み書きして覚えよう、といった内容にするのです。1時間勉強しよう、と考えても、絶対に集中力は持続しませんが、たったの15分なら、よそ見をする事なく取り組めそうですよね。仕事でも同様です。目標については売上や販売数等が明確ですね。作業としては、「会議の資料を今から30分でまとめよう。終わったらコーヒーを1杯飲もう。その後、新商品の企画案を30分考えよう。」というように、軽い休憩を挟むように、区切った計画を立てると集中力を効率よく活かす事が出来るのです。