音楽を聞けば集中&リラックスできる!?本当に効果があるの?

音楽が好きか嫌いかと聞かれたら、音楽が好き!と答える人が殆どですよね。中には音楽鑑賞が趣味で、普段通勤中でもお気に入りの音楽を聞き、「NO MUSIC, NO LIFE」、つまり音楽なしには生きられない!と言うほど音楽を愛してやまない人も多いはず。何故音楽が好きになるのかと尋ねられたら、なんといっても好きな音楽を聞くと楽しい気分で満たされるからでしょう。音楽を聞く事は、人間の精神面に対する影響が大きいというのは有名ですよね。

ですから、好きな音楽を聞く事で、勉強や仕事に集中するという人もいますよね。集中しやすい方法として、音楽を聞く事を挙げる本や雑誌も少なくありません。しかし、音楽を聞いても集中するのにあまり効果がない人や、音楽を聞かない方が集中できるという人もいます。音楽を聞く事は、本当に集中するのに効果があるのでしょうか?実は、音楽を聞く事で集中しやすくなるには、いくつかのパターンがあります。そのパターンに該当しなければ、集中するのにあまり効果がない事もあります。

一般的には集中しやすい音楽として、よくクラシックや環境音を収録したヒーリングソングを流すと良い、と言われる事があります。人間が集中力を持続するには、ある程度リラックスしている状態で集中する事が最も効果的です。ですから、ヒーリングソング等の癒し系の曲を聞くとリラックスできますから、集中するのに効果があるという考え方です。しかし、人によってはそのような音楽を聞くと眠くなる場合もありますよね。実は、「リラックス」の状態にも2種類あります。既に述べた、集中しやすくなる状態だけではなく、頭がぼーっとして、ゆったりとした気分になる状態も「リラックス」に該当します。簡単に区別すると、脳が覚醒しているかどうかの違いだけです。うまく眠れない人が、クラシック等の音楽を聞いて眠る、という話も多いですよね。このように覚醒していないリラックス状態は、体を休息させるのに向いています。人によっては、音楽を聞く事によってこちらのリラックス効果が出てしまう事があるので、逆効果になってしまうのですね。

次に、集中したい時に何故音楽を聞くのかを考えてみて下さい。例えば、自宅で日中に勉強しようと思ったら、近所で土木工事をしていて、その音がうるさいからヘッドホンで音楽を聞いて、工事の音を聞こえないようにした事はないでしょうか?逆に、深夜に勉強しようと思ったけど、静かだと何故か落ちつかなくて、音楽を聞くという場合もありますよね。人が集中しやすくなるには「ちょうどいい音量」があります。周りがうるさいのであれば当然気が散ってしまうので集中できませんし、全くの無音の空間では、不安感を感じる為、集中しづらくなります。ですから、うるさ過ぎず、静かすぎず、という状態が最も集中しやすくなります。つまり、音楽は自由に音量を調整できますから、それによって集中しやすくするという方法です。元々、作業する空間がちょうど良い音量の空間であれば、音楽が不要でも不思議ではありません。

そして、音楽を聞く事が作業に集中するモチベーションを上げる、というパターンがあります。苦手な勉強をただ闇雲に取り組もうとしてもすぐに集中できませんが、例えば「好きな音楽を1~2曲聞く間だけ、覚えたい英単語を繰り返し書いて覚えよう」という単純な暗記作業なら、音楽のテンポに合わせるようにペンを動かしているうちにだんだんエンジンがかかり、曲が終わる頃までにはしっかり集中できています。ですから、「あの曲のサビを聞いている間に書いた単語だ」というように、後になっても覚えていられるのですね。