手軽な方法!「噛む」だけで簡単に集中モードに突入できるんです

集中しやすくするための方法には、自分の意識をきちんと切り替えていくことが大切、という発想が多いと思います。勉強であれば、具体的に計画を立てて、短めの時間を決めて取り組むとか…。確かに、それも集中しやすくする方法の1つですが、もっと手っ取り早く、集中できる方法はないだろうか…と考えていないでしょうか?

そんなあなたにオススメするのはこの方法!なんと「噛む」行為をするだけで集中できちゃうんです!夢のような話ですが、きちんと根拠があります。「噛む」事は、医学的に少し難しく表現すると「咀嚼(そしゃく)」と言います。本来、咀嚼には、顎を発達させて歯を丈夫にする、食べ物を噛む事によって胃等で消化しやすくする、口の中の唾液の分泌を促す、といった肉体に直接関わる事に最も効果がある行為でした。しかし、「咀嚼」には精神的な面に関わる効果もある事が解明されてきています。

実は、咀嚼はストレスを緩和し、集中力を高める効果があります。これは医学的な実験でも、何か食べ物を噛んでいる時の方が、何もしていない時よりもストレスを感じにくい、という結果が出ています。そのため、スポーツ選手等は、トレーニングやランニングの最中に必ずガムを噛んでいる、という人もいます。ですから「とにかく集中したい!」と考えている時には、まず最初に、意識して噛む行為をする事がオススメです。特に、頭をスッキリさせる香りである、ミント系のガム等は効果的です。勉強や、作業の前にガムを5分間程噛んでみて下さい。

時間を昔にはるか遡ると、縄文時代や弥生時代の日本人は、現代の日本人とは違った意味でストレスに囲まれた生活をしていました。当時は、食べ物が十分にある訳ではありませんから飢える事もあり、「明日、死ぬかもしれない」というストレスに常に怯えていました。医療も発達していませんから、病気や怪我等をしてしまうと、より短命でした。そんな中でも生き残って子孫を残す、という生物としての大きな目標を達成する為に、狩りや農作業等で食べ物を確保する事には、何が何でも集中しなければなりません。この時代の食べ物と言えば、動物の肉や魚、あわ等の雑穀です。これらはとても固く、何回も噛まなければ食べられないものでした。これらを自然と噛んで食べていた事により、ストレスの多い環境でも集中して作業をする事ができたのでしょう。

対して現代人は、食べやすいように工夫された肉や魚、品種改良を重ねたお米等を柔らかいものを食べられますから、昔と比べて咀嚼回数はかなり少なくなっています。それに、食生活の欧米化も進んでいます。ほとんど噛まなくても食べられる、ラーメンやパスタ等の麺類はポピュラーなメニューですよね。ですから、現代の日本人が集中する為には、普段から積極的に意識して咀嚼しなければならないのです。普段の食事から、モグモグする回数を出来る限り増やしてみて下さい。より多く噛む、という習慣付けをするだけで、ストレスに強く、集中しやすい体を作る事が出来ます。とっても簡単ですよね。

また、咀嚼をするだけで脳を刺激し、活性化させる事もできます。老化して咀嚼する事が難しいお年寄りは、咀嚼が少ないためにボケやすくなってしまう…という話はよくありますよね。そのため、認知症を予防するのに咀嚼回数を増やして脳を活性化させるように医療施設で指導している事は珍しくありません。人間の脳は、普段から100%フルパワーで力を発揮している事はありません。だからこそ、集中して何かを取り組む時には、できるだけ脳を活性化させた状態の方が、より作業効率や理解力が上がり、効果的です。